Bounce(バウンス)の使い方と料金|海外の荷物預けが劇的に楽になるサービスを実際に使ってみた

海外旅行をしていると、必ず一度はぶつかるのが「この荷物、どうしよう」問題です。

ホテルをチェックアウトしたけど、フライトは夜。次の街へ移動する前に、数時間だけ観光したい。駅のロッカーを探したけど埋まっていた、あるいはスーツケースが入るサイズがない。

旅慣れている人ほど、この場面には覚えがあるんじゃないでしょうか。

そんなときに使えるのが、Bounce(バウンス)という荷物預かりサービスです。我が家もイタリア旅行で実際に使って、これはもっと早く知りたかったなと思いました。

この記事では、Bounceがどういうサービスなのか、料金や使い方、実際に使ってみて感じた良さと注意点を、体験ベースでまとめていきます。

この記事のポイント
  • 街中のホテルやお店が荷物を預かってくれる仕組みです
  • 料金は1日あたり6.95ドル〜。時間単位ではないので気が楽
  • スーツケースの大きさによる追加料金がありません
  • 予約から受け取りまでQRコード1枚で完結します
  • 拠点ごとに営業時間が違うので、そこだけは要確認
もくじ

Bounceって、どういうサービス?

ひとことで言うと、街中のホテルやカフェ、お土産屋さんなどが「荷物預かり所」として登録されていて、そこに荷物を預けられるサービスです。

専用の預かり施設を各地に建てているわけではなく、もともとその場所にあるお店のスペースを使わせてもらう形なんですね。

ロイ
Airbnbの荷物版、と言われるとイメージしやすいかもしれません。

使い方の流れはシンプルです。アプリやサイトで場所と時間を指定して予約し、当日その場所へ荷物を持っていく。あとはQRコードを見せるだけ。

規模としてはかなり大きくて、世界4,000都市に32,000以上の拠点があります。

ヨーロッパの主要都市はもちろん、東京や京都、大阪といった日本の都市もカバーされているので、訪日する友人に教えてあげるという使い方もできそうです。

料金は1日いくら?サイズによる追加料金はなし

料金は1日あたり6.95ドルから。ここは拠点によって変わるので、同じ街でも場所ごとに差があります。

個人的に「これはいいな」と思ったのが、時間単位ではなく日単位の課金という点です。

時間制だと「あと30分オーバーしそう」とソワソワすることになりますが、日単位なら多少予定がずれても料金が跳ね上がりません。海外は移動の遅延がつきものなので、この安心感は地味に効きます。

それと、荷物のサイズによる追加料金がないのも大きいところ。駅のロッカーだとサイズごとに値段が変わりますし、そもそも大型スーツケースが入るロッカーは数が少なかったりします。

Bounceにはサイズ制限そのものがないので、スキー板やサーフボードのような大きなものでも預けられるそうです。

Bounceの基本スペック
  • 料金:1日あたり6.95ドル〜(拠点により変動)
  • 課金方式:時間単位ではなく日単位
  • サイズ制限:なし。大きさによる追加料金もなし
  • 補償:1予約あたり最大100万円
  • キャンセル:預け入れ時間の前なら無料・全額返金
  • 支払い:主要クレジットカード、デビットカード、PayPal、Apple Payなど
  • サポート:24時間年中無休

補償が付いているのは、けっこう重要なポイントだと思います。見知らぬ土地でスーツケースを人に預けるわけですから、万が一のときの担保があるかどうかで気持ちがだいぶ違いますよね。

なお支払いはすべてオンライン決済で、お店で現金を払うことはありません。予約の時点で決済まで終わっているので、当日は荷物を持っていくだけです。

使い方は3ステップ。QRコードだけで完結します

実際の流れを、我が家がローマで使ったときの様子と合わせて書いてみます。

1. 場所と時間を決めて予約する

アプリかサイトで、預けたいエリアと日時、荷物の個数を入力すると、周辺の預かり場所が地図で表示されます。料金や営業時間、それに他の利用者のレビューも見られるので、そこを比べて決める形です。

ちなみに、防犯上の理由から詳しい住所が表示されるのは予約完了後になります。地図はかなり拡大して見られるので、場所の見当はつけられますが。

2. 荷物を持っていってQRコードを見せる

予約した場所へ行って、スタッフの方に予約画面のQRコードを見せます。これだけです。

我が家が使ったのはローマのホテルのフロントだったんですが、書類を書いたり身分証を出したりといった手続きは一切ありませんでした。荷物はフロントの奥のスペースに保管してもらえて、あとは身軽に出かけるだけ。

3. 受け取りも同じくQRコード

戻ってきたら、また同じQRコードを見せるだけでスーツケースが出てきます。本当にそれだけで終わるので、初めて使ったときは拍子抜けしました。

予定が変わって延長したくなった場合も、予約の詳細ページから時間を伸ばせるようになっています。ただし、延長後の時間にその店が開いているかどうかは自分で確認する必要があります。

まずは行き先に拠点があるか見てみる

予約しなくても、地図上で近くの預かり場所と料金を見ることはできます。

旅程を組む段階で「この街なら預けられそうだな」と分かっているだけで、動き方がかなり変わりますよ。

\ Bounceで荷物預かり場所を探してみる /

実際に使ってみて良かったところ

我が家がBounceを使ったのは、ローマを拠点にピサとベネチアへ1泊で出かけたときでした。

ベネチアは橋も階段も石畳だらけなので、スーツケースを引いて歩くのは無理があるんですよね。そこで大きな荷物はローマに置いていくことにしたんです。

使ってみて一番よかったのは、やっぱり手続きの速さでした。急いでいる旅の途中に、書類だ身分証だとやらされるのは地味にストレスなので、QRコード一枚で終わるのは本当に楽です。

それから、預け先がホテルだったことも当たりでした。フロントの方々がとても気さくで、英語も堪能。「フロントは24時間開いてるからいつでも大丈夫だよ」と言ってもらえて、実際、受け取りに行けたのは夜の8時過ぎでした。

イタリアの電車は遅れるのが通常運転なので、時間を気にせず受け取れる預け先というのは、想像以上にありがたかったです。

あと、これは副次的な話ですが、地元の小さなお店と提携しているサービスなので、預けることがそのまま街のビジネスの応援になる、という側面もあります。

ロイ
旅先でそういう関わり方ができるのは、ちょっといいなと思いました。

使う前に知っておきたい注意点

いいことばかり書いてきましたが、使う前に押さえておいたほうがいい点もいくつかあります。

まず、拠点ごとに営業時間が違います。

我が家の預け先はたまたま24時間対応のホテルでしたが、これはあくまでその拠点がそうだったというだけの話。カフェやお店が預かり場所になっている場合は、当然そのお店の営業時間内しか出し入れできません。夜遅くに受け取る予定があるなら、ここは必ず確認してください。

次に、料金は拠点によって変わります

同じ街でも場所によって差があるので、いくつか比較してみる価値はあります。駅前が必ずしも安いわけではないので、少し歩いた場所も見てみるといいかもしれません。

それと、場所が分かりにくいことがあります

普通のお店やホテルが預かり場所なので、大きな看板が出ているわけではないんですよね。予約完了後に表示される住所と地図を、スクリーンショットで残しておくと安心だと思います。アプリなら予約情報をオフラインでも見られるので、海外で通信環境が不安な方はアプリを入れておくほうが確実です。

こんな場面で役に立ちます

Bounceが向いているシーン
  • チェックアウト後、フライトまで時間がある日
  • 拠点の街に荷物を置いて、近郊へ日帰りや1泊で出かけるとき
  • 石畳や階段が多くて、スーツケースを引くのが大変な街
  • 駅のロッカーが埋まっていた、サイズが合わなかったとき
  • 大型の荷物やかさばる道具を持って移動しているとき

特に、我が家のように子連れで旅をしていると、荷物が一つ減るだけで移動のしんどさが全然違います。

子どもの手を引きながらスーツケースを持って階段を上がる、みたいな場面を回避できるのは、それだけで価値があると思っています。

まとめ|身軽になるだけで、旅は変わる

荷物を預けるというのは、旅程の中では本当に些細なことです。でも実際にやってみると、この些細なことが1日の充実度をかなり左右するんですよね。

両手が空いているだけで、寄り道する気になるし、階段のある道も選べるし、疲れ方がまるで違う。数百円から千円ちょっとでそれが買えるなら、悪くない投資だと思います。

これから海外へ行く予定のある方は、旅程を組む段階で「この日は荷物を預けよう」という選択肢を頭に入れておいてみてください。動き方の自由度が、思っている以上に広がるはずです。

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