バチカンやトレビの泉を観光した次の日は、子どもの頃にテレビや図鑑で見てきたものたちを見に行く日でした。
訪れたのはこの順番。
- 真実の口
- コンスタンティヌスの凱旋門
- コロッセオ
- フォロ・ロマーノ
- パラティーノの丘
途中、コロッセオから歩いてすぐの絶品ピザ屋でランチをして、夕飯はテルミニ駅で美味しいピザのテイクアウト。古代ローマの世界に浸りながら、ピザもしっかり堪能した1日になりました。
前日はバチカン美術館から定番観光地まで1日中歩き回ったので、その次の日は少しゆっくり目のスタートで、家族3人のペースで楽しみました。
この記事では、コロッセオの共通券で回れる古代遺跡エリアの回り方、所要時間、ピザ屋の情報まで、これから行く方に役立つ実用情報をまとめます。
- 真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)は無料、待ち時間は約30分
- コロッセオの共通券で「フォロ・ロマーノ+パラティーノの丘」も入れる
- コロッセオは予約必須、内部は意外と1時間半かかる
- 遺跡エリアの「ティトゥスの凱旋門」を起点に左右どちらから回るかを決められる
- コロッセオ近くのピザ屋「Bottega67」が想像以上に美味しくてコスパ良好
ゆっくり目スタートで「真実の口」へ
前日に1日中歩き回った疲れもあり、この日は近所のマクドナルドで朝マック(イタリアらしくクロワッサンのセット)からスタート。

11時頃にテルミニ駅へ向かい、地下鉄B線でチルコ・マッシモ(Circo Massimo)駅で下車。
そこから歩いて、最初の目的地である「真実の口」へ向かいました。
真実の口は教会の中(無料で見られる)
「真実の口」がある場所は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Basilica di Santa Maria in Cosmedin)という教会。
教会の入り口あたりの壁にしれっとあります。

入場料は無料。教会自体も自由に入れて、帰るときに一旦は教会の中を通る形になりますが「真実の口」だけ見て出ることができます。
待ち時間は約30分
到着したのは11時20分頃。それほど大行列ではなかったのですが、それでも並んだ時間は約30分でした。
理由は単純で、1グループごとに記念撮影をするから。
みんな思い思いのポーズで写真を撮るので、1組あたりの時間がそれなりにかかります。
でも、係の人が見ていて、テンポよく順番を回してくれる印象でした。
係の人に撮影を頼める
ありがたいことに、係の人にお願いすると写真を撮ってくれます。
我が家も3人で並んで撮影してもらいました。
ロイ娘が大興奮、本物の真実の口に手を入れる
実は娘、日本にある真実の口のレプリカ(昔はビーナスフォートに、現在は六本木にあるもの)で遊んだりするので、馴染みがあったんです。
なので「本物の真実の口に手を入れる」というのが、ものすごく特別な体験だった様子。
日本のレプリカでは手を鼻に突っ込んで遊んでいたので、本物でもやろうとしていましたが、「さすがに口だけにしておきなさい」と止めました。笑
子どもの頃に憧れていたものに、本物として触れられる感動は、何ものにも代えがたいですね。
コロッセオへ:13時の予約に合わせて移動
真実の口での撮影を終えたら、そこから歩いてコロッセオへ向かいました。
コロッセオが見えてくると、その手前にコンスタンティヌスの凱旋門が見えます。映画やドキュメンタリーで何度も見たやつが、目の前に。


コロッセオは事前予約必須
コロッセオは事前予約が必須のスポットです。
我が家は13時からの予約を取っていました。
少し早めに到着したのですが、係の人に「10分前くらいになったら来てね」と案内されたので、12時55分頃にチケットを見せて入場しました。


コロッセオの中:まずはトイレ
入場してすぐ、最初にトイレに行きました。
これは結構大事なポイントで、ローマは公衆トイレが基本的に有料です。
コロッセオのような大きな施設の中なら無料で使えるので、こうした施設に入ったタイミングでトイレを済ませるのがおすすめ。



1階を少し見て、上の階へ


トイレを済ませたら、まずは1階部分を少し見て、上の階へ。
資料の展示などを見ながら、半周ほど建物の中を歩いていくと、コロッセオの内側(観客席だった場所)を一望できる場所に出ます。
順序に従って進むと、コロッセオの内側をぐるっと1周しながら見られる構造になっています。


1周するとお土産屋があり、下の階に下りると、また内側に出られます。
アリーナ中央のチケットは必須ではない
別途、コロッセオのアリーナ中央(剣闘士が戦った場所)に入れるチケットもあります。
ただこれは、
- 争奪戦になりやすい(数が少ない)
- 少し料金が高い
という難点があります。
私たちは普通のチケットで回りましたが、角度は違えどほぼ同じくらいの近さで内部の様子が見られる場所があるので、普通のチケットで十分だと感じました。


「絶対にアリーナの真ん中に立ちたい!」という強いこだわりがなければ、無理して取らなくて大丈夫だと思います。
サラッと見るつもりが、結局1時間半
夫婦で「30分くらいでサラッと見られそうだね」と話していたのですが——
気づいたら1時間半経っていました。笑
それくらい、コロッセオは見応えがあります。


建物のスケール、当時の構造の説明、観客席の段差、そして「ここで本当に剣闘士が戦っていたのか」と思いを馳せる時間。
30分で終わらせるのは、正直もったいないです。
訪問は1時間〜1時間半くらいの余裕を見ておくのがおすすめです。
コロッセオから徒歩10分、絶品ピザ屋「Bottega67」
コロッセオを出る頃には、お腹もすっかり空いていました。
歩いて10分もかからない場所にあるピザ屋「Bottega67(Google Map)」へ。


切り売りで自分のペースで食べられる
イタリアではピザは「切り売りしない」のが基本らしいのですが、このお店は切り売りスタイル。
各々が好きなピザを少しずつ食べられるので、家族連れには最高です。
「これも食べたい」「これも気になる」を全部叶えられますね。
お店の人が英語OK&おすすめ相談もできる
お店の人は英語が堪能で、それぞれのピザがどんな具材か、どれがおすすめかを丁寧に教えてくれました。


「初めてだから何を選べばいいか分からない」という人でも安心です。
- ショーケースに並ぶピザから好きなものを選ぶ
- お店の人に伝えると、温め直してくれる
- 店内のミニテーブルで食べられる
味は文句なし、コスパも良好
味は——美味かった!


値段は正確に覚えていないのですが、「ローマにしては安いな」と思ったのは覚えています。
観光地のど真ん中の立地でこの価格なら、コスパは間違いなく良好です。
スタッフの皆さんも親切で、コロッセオ観光と合わせて寄る価値は十分にあります。
コロッセオに行く方には、ぜひおすすめしたいお店です。
フォロ・ロマーノ:コロッセオの共通券で入れる
ピザでお腹を満たして、少し歩いて戻る感じでフォロ・ロマーノへ。時刻は15時20分。
【重要】コロッセオのチケットでそのまま入れる
ここで知っておきたいのが、コロッセオのチケットには「フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」の入場が含まれているということ。
つまり、3つのスポットを1つの共通券で回れるわけです。
コロッセオだけ見て帰る人もいるようですが、それはとてももったいない。
せっかくなので、続けて遺跡エリア全体を堪能しましょう。



「ティトゥスの凱旋門」が起点
コロッセオ側から入ると、まず「ティトゥスの凱旋門」という門があります。コンスタンティヌスの凱旋門に似たやつです。笑


ここが、フォロ・ロマーノとパラティーノの丘の分岐点になっています。
- 右に降りていく → フォロ・ロマーノの街並みを歩いて回る
- 左に登っていく → パラティーノの丘から見下ろせる
どちらから行ってもOKです。我が家は先にフォロ・ロマーノを散歩 → 次にパラティーノの丘という順番にしました。
フォロ・ロマーノは本当に広い
歩いて実感したのは、フォロ・ロマーノは本当に広いということ。


なんせ「街ひとつ分の遺跡」なので、当然なのですが、想像以上のスケールでした。
古代ローマ時代に、ここに本当に街があったのか——と、歩きながら何度も感慨深くなります。
パラティーノの丘:街並みを見下ろす絶景
フォロ・ロマーノを一通り散歩したら、パラティーノの丘へ登りました。
上から見下ろすフォロ・ロマーノが圧巻
パラティーノの丘からは、フォロ・ロマーノの街並みを一望できます。


下を歩いて遺跡を間近で見るのも興味深いのですが、丘から見下ろすと景色がまったく違って見えます。
古代ローマの街並み全体がどんな配置だったのか、上から見て初めて理解できる感覚があって、これがとても気持ちよかった。
紫禁城に行ったときに景山公園から見下ろした感覚と似ています。
広大な遺跡は、必ず「上から見る」と「下から見る」を両方やった方がいい、というのが今回の旅で得た学びです。


知っておきたいトイレ・水分補給情報
遺跡エリアを回るうえで、地味に大事な実用情報を共有します。
フォロ・ロマーノ途中のトイレは「綺麗」
フォロ・ロマーノを入って途中の場所にトイレがあります。
遺跡の中に埋もれているような立地ですが、これが割と綺麗でした。ここで済ませておくのがおすすめ。
パラティーノの丘のトイレは「仮設&行列」
一方、パラティーノの丘のトイレは仮設タイプらしく、しかも数が少なくて長蛇の列ができていました。
「丘に登ってからトイレに行こう」と考えていると、待ち時間で消耗します。
フォロ・ロマーノ側のトイレを優先利用するのが正解です。
飲み物の自販機はパラティーノの丘にあり
遺跡を歩いて回っていると、思ったより喉が渇きます。
パラティーノの丘には飲み物の自販機があるので、途中で水分が切れても調達できます。
ローマには給水所がたくさんある
実は、ローマにはたくさんの給水所があるため、水筒やペットボトルを持っていれば水を入れられます。
「フォロ・ロマーノ」と「パラティーノの丘」辺りにも給水所が何ヶ所もあるので、空いたペットボトルを持っておくのもおすすめです。
ホテルに戻ったのは17時40分
パラティーノの丘で街並みを堪能した後、徒歩でホテルへ向かいました。到着は17時40分。
朝のんびりスタートして、夕方までの行程。
1日にぎゅっと詰まりましたが、無理のないペースで古代ローマを満喫できました。


夕飯はテルミニ駅の「Alice Pizza」でテイクアウト
ホテルに一旦戻ったあと、夕飯の調達のためにまたテルミニ駅へ。
立ち寄ったのは、テルミニ駅の0階(地上階)にある「Alice Pizza」。お昼にもピザを食べたのに、また夜もピザ。笑


ここも切り売りスタイル
このお店も切り売りで、各々が好きなピザを買えるスタイルでした。


家族の好みがバラバラでも全員満足できるのが、切り売りピザのいいところですね。
- お店の角の柱のところで順番待ちの番号を取る
- 呼ばれるまで待つ
- 番号を呼ばれたら、食べたいピザを順番に伝える
- 温め直してくれて、箱に入れて渡してくれる


パン生地厚めでボリューミー、駅店としてはコスパ良好
価格は駅構内の店としては手頃。生地はパン生地で厚めで、ボリュームたっぷり。
味も美味しくて、テイクアウトして部屋で食べる夕飯にぴったりでした。


テルミニ駅近くに泊まっている方は、夕飯の選択肢として覚えておくと便利です。
まとめ:古代ローマは「セットで回る」のが正解
ローマ3日目を振り返ってみると、真実の口・コロッセオ・古代遺跡エリアは、それぞれが想像以上に楽しめる場所でした。
特にコロッセオは「30分くらいでサラッと」と思っていたら1時間半かかったように、現地に着いてからの感動が予想を超えてきます。
フォロ・ロマーノ+パラティーノの丘も共通券で入れるので、必ずセットで回るのがおすすめです。
これから古代ローマ遺跡を回る方への要点を整理します。
- 真実の口は無料、撮影待ちで30分程度を見込む
- コロッセオは事前予約必須、見学に1時間〜1時間半
- アリーナ中央のチケットは必須ではない(普通のチケットで十分)
- コロッセオのチケットでフォロ・ロマーノ・パラティーノの丘も入れる
- 遺跡エリアはティトゥスの凱旋門が分岐点、左右どちらからでもOK
- フォロ・ロマーノとパラティーノの丘は「下から見る+上から見る」両方やる価値あり
- トイレはフォロ・ロマーノ側の方が綺麗(パラティーノの丘は仮設で行列)
- パラティーノの丘には飲み物の自販機あり
- コロッセオ近くのピザ屋「Bottega67」は切り売り&コスパ良好でおすすめ
- 夕飯はテルミニ駅0階の「Alice Pizza」もアリ
子どもの頃にテレビや図鑑で見た「あの場所」が目の前にある——その感動を、家族と一緒に体験できた素敵な1日でした。
この次の日は、我が家は朝5時にホテルを出て、ピサとベネチアへ向かいました。次回もお楽しみに。





